*海人 UMIJINN
vol.1 海に降る初雪
vol.2 海の色
vol.3 私にとっての海
vol.4 ヒスイは何処から来るのか

私にとっての海

私は、富山県魚津市で生まれ育ち、子供の頃から海は遊び場の一つでした。
昔はよく浜でカニやヤドカリを捕って遊んだものです。
今はキレイに舗装され、テトラポッドも増えて少し寂しく感じますが、
蜃気楼ロードがつながって、晴れた日のドライブコースとなっています。

日本海の濃い色の海は、南国のきれいな青い海と違って、季節によって
いろいろな表情を見せてくれるのが好きです。

冬の富山湾の王者といえばやはり”寒ブリ”でしょう。

ブリは、温暖性の回遊魚で北海道から台湾に至るまで分布していますが、
冬に北から南下して最も脂がのり美味しくなった頃に
荒波を避けて富山湾に入ってくるのが、寒ブリです。

キトキトのブリを定置網で待ち構えるわけです。

ノーベル かつて、富山湾で獲れたブリは塩ブリに加工され、 飛騨(ひだ)高山を経由し、
遠く信州の山里にまで運ばれていました。
その富山から飛騨までのルートは、「ブリ街道」とよばれ、
現在は国道41号線となって利用されています。

最近は、この街道沿いに関係するノーベル賞受賞者が4人いることから、
ノーベル街道とも言われています。