nashi2家具の豆知識

家具の種類
塗装

家具の種類

 

@     フラッシュ家具

フラッシュボードで組み立てた家具の事を言います。(フラッシュ家具ができるまでを参照、リンク)このような構造の家具、建具はあらゆる現場で使われています。また量販店などでよく売られているパーティクルボードやMDFなどを使った家具もフラッシュ家具の仲間になります。

 長所としては加工性に優れ、塗装などの仕上げに関して問題が少ないです。無垢家具と比較した場合、軽い、準備が容易、価格が安く出来る(物によりますが)があげられます。

 短所としては構造上、空洞が出来るため叩くと“ポンポン”音がします。しかしこの対策として心材にペーパーハニカムといった物を入れることにより、かなりの不満が解消できます。無垢家具と比較した場合、耐久性、重量感などで劣ります。

 

A     集成材(積層)家具

細かく割った材料を集めて板にした物で作った家具の事を言います。集成材は量販店などでも扱っていて無垢材より安価で扱い易いです。階段踏板、テーブルの天板、出窓の天板によく使われています。 

 

B     無垢家具

天然木を使った家具の事を言います。材種はケヤキ、ナラ、タモ、米松がよく使われ、表面の仕上げは植物性塗料が多く使われています。

長所としては重量感、材質感があること、小さなキズならすぐに直せる、お客様に十分に満足していただける点があります。

短所としては重い、価格がやや高い、希望の材質、及び寸法の物がなかなか見つけられない点があります。巾が大きな注文ですと2枚接ぎ、3枚接ぎになる事もあります。



主流家具のメリットとデメリット

フラッシュ家具のメリット

@ 好きな大きさの形のものが作れる。
A 表面仕上材を自由に選べる。
B 湿度の変化による割れやねじれが少ない。
C 建築空間と会わせたものが出来る。
D 無垢家具より安価
E 資源を大事に利用できる。

フラッシュ家具のデメリット

@ 本物でないイメージがある。
A 下地のないところは空間のため、強い衝撃で割れることがある。
B 大きな傷は直すことが出来ない。

無垢家具のメリット

@ 木をそのまま削り出し、組むため重みを感じられる。
A 長い期間使うことが出来、古いほど良く見えてくる。
B 小さな傷は自分で直せる。

無垢家具のデメリット

@ 構造上材料を多く使う。
A 商品単価が上がる。
B 長い材、幅広の材がそろえにくい。

塗装

 

製作の最終段階、塗装についてです。これが上手くいかないとせっかくの製品が台無しになってしまいます。当社では専門の職人さんにお願いしていますが、誰でも手軽に塗れる塗装もあります。一般的に使われる塗料の特徴をまとめてみました。

 

ニス

塗料には色々ありますが@油性塗料A水性塗料Bラッカー塗料の三つに大別できます。それぞれに透明タイプと不透明タイプがあり、透明タイプの塗料を総称して“ニス”不透明タイプを“ペイント”と言います。

 

ラッカー

家具塗装で多く使われるものの一つ、透明タイプの塗装ですが先に着色剤を塗ることによって色々な色をつける事ができます。

 

ポリウレタン樹脂塗料

塗る直前に二液混ぜ合わせて使います。油性が一般的ですが最近は一液タイプも市販されています。二液タイプは一度混合してしまうと元に戻せないので使い勝手が悪く、乾燥にも時間がかかります。特徴は塗膜の硬度が高いのでキズがつきにくく、柔軟性があって割れにも強い、耐水性や耐溶剤性、耐薬品性、対磨耗性にも優れています。現在、当社で最も多く使われる塗料です。

 

独特の優雅な仕上がりからファンは多く、耐水性や耐薬品性にも優れています。反面、乾燥に時間がかかる上、湿気を与えた密封空間で埃の除去法に神経を使いながら乾燥させねばならず時間と技術を要します。

 

カシュ−

漆科植物カシュ−の樹の実から採った汁を主原料に溶剤などを加えて加工した塗料です。外観も質感も漆と大変よく似ていて、漆より安価なため代用漆とも呼ばれています。

 

オイル

天然植物油を木材に染み込ませ、木地の保護、装飾を行なう塗装法です。特別な設備を必要とせず簡単で失敗の少ない方法ですが乾燥に時間がかかります。あまり塗膜ができないので木地を生かしたナチュラルな仕上がりになりますが、その分塗膜強度が低いこと、色焼けが生じやすいこと、耐汚染性が良くないことなどがデメリットとしてあります。