*郷木人 KYOUBOKUJIN
vol.1 古城公園の雪吊り
vol.2 梨の木どんな木?
vol.3 ♪この木なんの木 気になる木♪

梨の木どんな木?

当地呉羽は富山県中央に横切る標高110mの小高い山の西側に開かれた所にあります。
梨の木はその西側斜面から射水市まで203hと広く栽培されています。
古くはこの斜面に茶畑が広がっていましたが、水の便が悪く、生産性の低い村を何とか豊かに
出来ないかと、明治30年代土池弥次郎が長十郎梨(赤梨)の試作に成功し、初めての梨生産が
始まった訳です。
梨は秋の果物ですが、春の開花時には梨の真白い花が呉羽山麓一面に広がり、富山市の風物詩に
なっています。
夏のお盆が過ぎた頃より、幸水(栽培面積比率70%)が出始め、全国有数の幸水の産地になって
います。

梨の木はバラ科梨属に分類され、
世界的には東洋梨と西洋梨(日本の気候に合わない)に分けられます。

我々が家具材として利用する材料の中に梨の木はありませんが、バラ科としては国産では
朱桜、山桜(注:ミズメ(カバノキ科)も桜の市場名で取引される)、
外材ではブラックチェリー(アメリカ)、メルバツ(ニューギニア)が仕上材として使われます。
特に桜材は、木色は赤褐色で木理は通直、肌目も緻密で光沢を持ち、
反りや曲がりも少ないため、グレードの高い家具として使う場合が多くなっています。
又、果実をつける木で家具材としては国産で栗、鬼胡桃、柿、銀杏などがありますが、
仕上材として使う頻度は少ないです。

次回ももっともっと話題のものを出していきたいと思います。