あなたにも出来る家具の修理



扉の調整(丁番の修理)


扉の丁番には上の写真の物が多く使われていますが長年使用していると緩みガタツキなどが出てきます、既製品の家具又はオーダー家具であっても形状は多少違いが在りますがほぼ同じです、調整するには、家具本体に付いている奥側のネジは家具と扉を固定するもので手前のネジは扉のかたがりや左右に移動する為のネジです扉が外れた場合は奥のネジを締めてもらえば直ります、傾きなどを直したい場合は手前のネジを回してもらえば直りますが既製品の家具の場合二つのネジを交互に回して調整する物もありますネジを回して見ればどちらに動くか分かると思いますやってみて下さい。

この様な丁番が付いている場合で緩み、がたつきが出た場合はネジを外してもらってネジ穴にマッチ棒又は爪楊枝に接着剤を付けた物を差し込みはみ出た部分を切り取って下さい、そこで元のネジ穴に再度取り付けてもらえば直ります。

引き戸の調整(戸車の修理)

(上の戸車を使用している時の敷居部分の金属レールの断面)
引き違い扉のガタツキ、又は動きが悪い場合は写真の様な戸車が故障している場合が考えられます、形状が違いますので形を確かめて購入が必要です上の写真の物はどちらも下に金属のレールが埋め込んでありその上を転がるタイプですもし下に溝が掘ってあるだけの場合は丸いタイヤ部分が平らになっている下の平型といったタイプの物が必要です又、丸い金属の棒が取り付けてある場合は溝R型になります。金物店又はホームセンターなどに売っています自分で購入されて取替えられる場合は形状と大きさを確かめた上で購入し釘やビスで止めてください。


地震対策(耐震ラッチの取り付け方法)

地震発生時、家具や食器棚の扉が開いて中のガラス食器などが飛び出し、飛散しては大変危険です。最近では耐震グッズが色々販売されていますが、その中の一つに耐震ラッチというものがあります。これは扉の内側に取り付けて使用しますが、幾つか条件が出てきます。それは扉にバネ付きスライド蝶番が付いていることです。下記の様なマグネットキャッチやローラーキャッチで扉が開かないように固定する金具が付いていないことです。


この耐震ラッチは揺れを感知すると、耐震ラッチ部分が固定され扉を開かないように保持し、食器や本などが飛び出さないようにする金具です。が家具の転倒も考えると下記の金具(家具を壁面などと固定する金具)と一緒に使われれば良いでしょう

色、形など様々で値段も数百円から数千円です。ここで一つ注意しなければならない事は、既製品の家具に自分で色々金具を付けようと思っても下地の関係でビスが効きにくい場合が在ります。それはフラッシュ家具(はしご状に下地材が入っていて空洞部分がある為)の材質が※1パーチクル材、
※2MDF材などを下地として使用しているものです。いずれの材質でも固定させる際、最後に空回りさせないようにしなければなりません。もし、よりシッカリ固定したい場合には見た目は良くないですが金具の固定面と同じ大きさの板を用意して取付け位置部分の塗料をサンドペーパーで削り落とし接着剤で板を貼り付けビス止めした上で金具を取り付ければシッカリするでしょう
※1パーチクル材
 木のチップを合成樹脂接着剤で、熱圧整形して固め、板にしたもので、
木の性質を残します。既製品の芯材に使われています。
単価が安いですが、木ねじの保持強度に問題があります。
※2 MDF 
 蒸煮解繊した木材チップの繊維を合成樹脂で整形した中質繊維板です。
表面は固く平滑です。また、木口も緻密なので、塗装の表面材や
シートの下貼り使われます。

ローラーキャッチ・マグネットキャッチの調整・修理をしよう
扉付きの家具には扉を止めるためによくこの二種類のキャッチを使用しています。そのキャッチに不都合が出た場合、扉が本来より奥に入っている場合は家具本体に固定してある金具のビスが緩み金具が奥にずれたためです。ビスを緩め金具を手前に出して固定してやれば直ります。また、マグネットキャッチ本体が割れている場合やローラーキャッチの先端部分が曲がっている場合は取替えが必要です。プラスドライバーがあれば修理は可能です、日曜大工でやられる場合、今付いているキャッチと同じ大きさの物を探されるか、又は少し大きい方が良いでしょう、何故なら小さいとビス穴が出てしまうからです。

家具の小口面の剥がれを修理しよう
本体、扉の回り、又は引き出しの回りが剥がれて来たときは貼ってある表面材がちぎれていなければ接着材で貼り付ければ元のようになります、接着剤の種類ですが、剥がれた物がテープ状の物又はメラミン(樹脂の様なもの)であればゴムノリ系の接着剤を両方に薄く塗り時間を空け手に接着剤が付かないようになった時点でしっかり押さえて貼り合わせて下さい。小口面の剥がれで無垢材(家具と同じ材質の木)が貼られている場合は白ボンド(木工ボンドと書いてあるのもある)を塗り紙テープなどで固定して置く。数時間でくっつきます。ガムテープなどの接着力の強いものは表面の化粧が剥がれる場合があるので注意が必要です。